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【実績紹介】「HONDA」CB1300SFのホイール塗装してみました。
皆さまこんにちは！
厳しい環境が続く今日。。何とか前を向いていきたい・・
少しでもいろんな事にチャレンジしていこうと思い、基本的にうちは4輪主体の工場ですが、バイクのホイールを塗装してみました！
「車両は20年以上前の車両。車検も切らしており、全く乗ってない。しかし、きちんと整備して久しぶりに乗りたくなった。
まずはホイールのサビが酷いので、何か塗ってきれいにしたい。」とのご相談。
お客様自身でタイヤ付きホイールを外してお持ち込みされる、との事。
それではコストを鑑みながら、最善を尽くしたいと思います！
H11年式、CB1300SF純正ホイール。
Fホイール。
Rホイール。
表面をよく観察してみると、全体的に白錆が浮いてます。
長期間乗っていない、というのが伝わります。。
肌荒れ。なんとかきれいにしたいです。
とりあえずローター、スプロケなどを外しました。
お客様のご要望により、タイヤは外さないで作業します。適当な治具にホイールを乗せて、まずは徹底的にサビを取り、下地を作っていきます。
リムもペーパーやベルトサンダーなどで磨いていきます。
リムの内側にマスキングテープを滑りこませるように貼付します。
アールがついているので、少しずつ少しずつ、ですね。
最後は「塗らない所」全てにマスキングします。
リヤタイヤも同様です。タイヤも丸ごとマスキングです！
リヤハブも塗装するので、磨き後、マスキングしました。
入念に脱脂を行い、塗装の準備に入ります。
まずは、サフェーサーから塗布していきます。
ハブも同様にサフェーサーを塗布。
いよいよ本塗りに入ります。
ご依頼のゴールドで塗装を行い、段階的にツヤを出していきます。
「少し前のマルケジーニのゴールド」そんなご希望に沿えるように努力します！
ハブはブラックで仕上げます。
ローターを取り付け完成です！
ゴールドは光の当たり方で写真の見え方が変わりますね。
今回、ローター中央部も別途、塗装しました。
リヤスプロケット周辺も鏡面仕上げにしました！「20年分の汚れ」を最高に綺麗にしました！
あらためて見てみましょう。ビフォー。
アフター。
ホイール塗装専門で行っている会社様やバイクカスタム業者様からみれば、「ツッコミどころ満載」を覚悟の上でレポートさせて頂きました。
「クルマのボディ塗装とバイクのホイール塗装は違うのか」
ホイールは回転部分であり、特に耐久性や対候性などを重視し、粉体塗装や、焼付けなど色々とポイントがあるのも少しは理解しているつもりです。
そして今回、お客様の「プチレストア」に少しでも力になれないかと、作業させて頂きました。
このような取り組みも、どうか温かい目で見て頂けると幸いです。
PHOTO／ M.INOUE
TEXT／ S.ITOH
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