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【実績紹介】「スズキ・スペーシアギア」エンジンチェックランプ点灯、エンジンに力が無い

皆さまこんにちは!

遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回のご紹介は表題の通り、「エンジンチェックランプ点灯」「エンジンに力が無い」との事でご入庫いただきました。

不調原因は何だったのか、ザックリとご案内します。

スペーシアギア

H31年式。走行86,672km

ボンネット内

【問診結果】

  • ・昨日から走行中に突然発生
  • ・アクセルを踏んでも力が無い(最高40km/hほど)
  • ・アイドリング時にブルブルと振動する
  • ・エンジンから”パタパタ”と異音がする
  • ・再現は可能な状態
バンパーを外した状態

既にバンパーを外していますが・・
OBD診断したところ、不具合コード「P0012」=「VVT系統遅角異常」の入力がありました。

フィラーキャップ内側

基本的にVVTはエンジンオイルの油圧で制御している事から、念の為オイルの状態を確認したところ、「量」は「ゲージに付かないレべル」、フィラーキャップ内側は「ヘドロ状」になっていました。

内部

内部もやばそうな雰囲気があります。。

エンジンオイル&エレメント交換

一度エンジンオイルを抜いて、フラッシングオイルを注入し、再度エンジンオイル&エレメント交換を行ったところ、エンジンチェックランプの点灯は消え、VVTの作動は正常に戻りました。(オイルは1Lくらいしか入っていませんでした)

ターボチャージャー

一旦試走したところ、チェックランプは消灯したものの、依然として「力が無い」感じがします。そこで、オイル管理が非常に重要な「ターボチャージャー」を点検してみます。

ターボチャージャーを外した様子

ターボチャージャーを外しました。

外した部品
外した部品

単体で点検してみます。

タービンホイールのセンターがずれている様子

タービンホイールのセンターがずれています。指を入れると”カチャカチャ”とホイールが遊んでいます。おそらくオイル管理の不良により中のベアリングやシャフトが焼き付き、シャフトが折れていると思われます。これでは過給が出来ませんね。

リビルト品のターボチャージャーに交換

リビルト品のターボチャージャーに交換しました。試走したところ、本来のエンジンの力が戻り、通常通り走れるようになりました。

オイル不良

但し、エンジンの”パタパタ音”は消えていません。これはおそらくオイル不良でエンジンを長期間に渡り使用していた為、エンジン内部に摩耗が(メタルやバルブクリアランスなど)生じている可能性があると思います。
(完治するにはエンジンO/Hかエンジン載せ替え推奨)
※オイル交換および管理はこまめに欠かさず行う事をお勧めします。

フロントタイヤの内側が偏摩耗している様子

全くの別件ですが、フロントタイヤの内側が偏摩耗し、カーカスも出ていました。

タイヤ内側側面とトレッド面が斜めに倒れて摩耗している様子

更にタイヤ内側側面とトレッド面が(⇔部)斜めに倒れて摩耗しており、非常に危険な状態です。
これはタイヤの空気圧が低い状態で走行しハンドル操作を行っていた事が原因です。
(実際に空気圧は1.0kしか入っていませんでした。)
※タイヤの空気圧は月に1度は点検する事をお勧めいたします。

横浜市よりお越しのご新規様。

この度はご来店ご利用誠にありがとうございました。

今後共、カーテックJIN-CHUをどうぞよろしくお願いいたします。

PHOTO・TEXT/S.ITOH

「ランサーエボリューション」オールペン施工
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