今回は板金修理の作業をご紹介します。
（こちらのお車は運転席から見て、右方向からの衝撃を受けています。）

まずは外板を外します。
全体的に左に歪んでますね。

エンジンを降ろした状態で
フレームの曲がり具合を確認します。

フレームの「粗だし」で大体元の位置に戻します。

こちらの歪んでいる右フレームを交換します。

右のフレームを切除。左は残して修正で修理します。

別の角度から。

メンバーを仮組みして「ミリ単位」で修正を行い、キッチリ「寸法」を出します。

フェンダー、ボンネット、ライトを付けて“チリ”が合うかを確認します。

完璧にセッティングが出た所でメンバー溶接。
その後、塗装を施します。

降ろしたエンジンを載せます。

ここで外板の”足付け”した後、本塗装を行います。

補機類を取付けます。

補機類取付その２。どんどん「形」になっていきます。

補機類取付その３。
灯火装置、電装品の作動確認を行います。

完成です！
走行テストを行い、操縦安定性、走行フィーリングなどをチェックします。

車両検査テスターにてサイドスリップ、制動力、アライメントなどもチェックします。

事故にはくれぐれもお気を付け下さい。
万が一、また何かお困りな事がありましたらご相談下さい。