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スズキ ジムニー「ハイブリッド溶接修理」
今回はお客様のお車、
スズキ ジムニーの「右リヤフェンダーアーチ腐食修理」をご紹介します。
表面の錆はこのくらいですが・・
(ユーザー様の方で応急塗装されてます。)
中まで錆は進行してます。
海やスキーなどに多く行かれる方は要注意ですね。
それでは作業開始です。
まず最初に、腐食箇所を丁寧に切除します。
切除した部分にピッタリ合う「当て板」を鉄板一枚物からワンオフで製作します。
厚さ、曲げ、形状などを考えた、技術センスが必要です。
「ハイブリッド溶接」
勝手にこのようにネーミングしてます。笑
ハイブリッドとは「混種の」「混血の」と言う意から、今回は防錆を考慮し、この方法がベストと判断、施工しました。
②ツメの部分は防錆強化の意味で「パネルボンド」で接着させます。
※パネルボンドの利点
溶接とは違い、一切熱を加えない為、
・錆びない。
・周囲の金属を熱疲労させない。(強度低下を防げる)
・ボンドなので軽量
・互いの鉄板を完全密着させる為、
面強度が1枚板と同等レベル。
塗装を行い、完成です!
フェンダー部は雨水などで特に腐食しやすくなっているので
今回、対策を考えて修理いたしました。
これでまた安心してお車をレジャーに活躍できますね♪
この度は誠にありがとうございました!