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【実績紹介】「ミニ・クーパーS」エンジンチェックランプ点灯及びエンジンから異音

皆さま、こんにちは!

さて、今回ご紹介はこちらのスーパーチャージャー付エンジンのクーパーSです。

「エンジンチェックランプが点灯する」との事で、ご来店されました。

アイドリング時のエンジン音も違和感がありますので、点検してみます。

H6年式。なんと新車からワンオーナー車。

H16年式。1.6ℓスーパーチャージャー、M/T車。

OBD診断を行った所、「吸入空気量異常」コードあり。

OBD診断を行った所、「吸入空気量異常」コードあり。アイドリングでも何か変な音がするので、よく見てみるとベルトの端が裂けてエンジンに引っ掛かってました。

ベルトの掛かりがクランクプーリー溝に対してピタッと合ってないように見えます

ベルトの掛かりがクランクプーリー溝に対してピタッと合ってないように見えます。

クランクシャフトプーリー溝がエンジンに完全に接触してます。

下からクランクプーリー見てみます。
明らかにベルトとプーリーがずれてますね。クランクプーリー溝がエンジンに完全に接触してます。

ベルトを外し、クランクシャフトプーリーを外してみます。

ベルトを外し、クランクプーリーを外してみます。

クランクシャフトプーリーを外したところ

外れました。

プーリー溝部分だけがエンジン側に移動し、ベルトが裂けたと思われます。

クランクプーリーのダンパーゴムがちぎれて破損し、プーリー溝部分とプーリー部分が外れてしまった事により、プーリー溝部分だけがエンジン側に移動し、ベルトが裂けたと思われます。

シリンダブロックにもプーリーによる傷が付いてました

シリンダブロックにもプーリーによる傷が付いてました。
エンジンチェックランプ点灯の原因については、破断したベルトの不安定な回転により、同ベルトで駆動しているスーパーチャージャーが吸入空気量異常を判断したと推定されます。

現在はエンジンチェックランプも消灯し、エンジンの異音も改善されました。

現在はエンジンチェックランプも消灯し、エンジンの異音も改善されました。

川崎市よりお越しのI様
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございます。

今後共、カーテック神中をどうぞよろしくお願いいたします!

PHOTO・TEXT/ S.ITOH

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