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今回はその中で、小型車検整備担当者が、モーションマインドについて議論し、改善した一部を紹介したいと思います。
①移動時間の短縮
- まず工具類の配置変更。
今まで20歩進んで取る工具。それを5歩で取れる位置に移動。
更に使用頻度の高いものを適切な位置に整頓し、取りやすくしました。
たった15歩の違いでも、「物を近付けるだけ」で仕事の進み具合は大きく変わります。
②探す・取り出す動作の時間短縮
- 一つ一つ袋に入っているガスケット類を、予め袋から取り出し、ケースに収納。
ラベルを貼り付ける事により、効率良く作業ができます。
- また、予め交換部品が決定している物は、作業前に出来る限り袋から取り出し、 交換時間短縮を目指します。
- こちらは床に線を引きました。それだけで物を置く位置が明確になり、整頓の効率が良くなります。
③迷い時間の短縮
- 下はゴミ箱の写真です。分別してゴミを捨てる様になっていますが、
左写真は何をどこに捨てるかが分かりにくい状態です。
改善後(右写真)は、色別のラベルを貼る事により、迷う時間が短縮しました。
まとめ
日常の作業において、習慣化した作業方法もその内容を詳しく分析してみると、
意外に「ムリ・ムダ・ムラ=3M」が多いものです。
今回はほんの一例をご紹介いたしました。